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  地震活動予測研究にi−SENSOR採用



  当社の遠隔モニタリングシステムが地震活動予測研究に採用される!

i-SENSORデータ通信ユニット
 当社の遠隔モニタリングシステム 「i-SENSOR」 が、九州大学工学研究院の江原幸雄教授(地球熱システム学)の研究グループの地震活動予測研究に採用されました。

■ 地震活動と地下水位に着目
 江原教授の研究グループは、2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震(マグニチュード7)前後の福岡市内の地下水位に着目しました。本震前に市内東区の人工島の地下水位が、上昇→低下→上昇といった特徴的な動きを示すことに注目し、地震と地下水位変化に関連性があると考え、福岡市内に地下水位の常時観測ネットワークを設けることにしました。その後、最大余震(4月20日、マグニチュード5.8)を含め、マグニチュード4以上の比較的大きな地震発生前に、同様の地下水位変化パターンを合計5回観測しています。地下水位観測ネットワークを利用した研究は、福岡市中心部を北西〜南東に横断し、活動の可能性が指摘される警固断層の監視態勢を強化し、地震活動予測の可能性を探るものです。このネットワーク整備のために、当社のi-SENSORが採用されました。

■ Webで常時観測できる地下水位観測ネットワークシステム
i-SENSOR水位観測システム
 地下水位観測ネットワークシステムには、微小な水位変動を捉えることが可能な 「S&DL水位計」、NTTドコモのFOMAを利用した遠隔モニタリングツール 「i-SENSORデータ通信ユニット」、観測データをいつでもどこでも確認できる 「i-SENSOR Webモニタリングシステム」が利用されています。S&DL水位計で測定した地下水位データを i-SENSORデータ通信ユニットによってEメールとして配信し、この情報をWeb上で閲覧することができます。
 5月末現在、福岡市中央区の舞鶴公園内の井戸を含む市内5箇所に水位計が設置されており、研究グループではWebを通して地下水位の動きを常時監視しています。  FOMAはNTTドコモの登録商標です。
 このように、当社の機器が「私たちの安心・安全」に関わる最新の地震研究に利用され、マスコミも注目しています。  当研究に関する新聞記事が西日本新聞2005年5月22日(日)朝刊37面に掲載されました。

● お問い合わせ先
〇上記内容:応用地質株式会社 経営企画本部企画部 川地 真人 03-3234-0811(代表)
〇i-SENSOR関連商品:応用地質株式会社 機器事業本部 i-SENSOR事業推進グループ 矢部 満
               03-3234-0427(機器事業本部直通)



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